毘沙門天の持つ宝棒についての質問があった。
彼の持つ武器として有名なものに、三叉戟と宝棒の二種があるためだろう。
これらの解釈は各々トライデントと棍棒だと分けられているが、チベットあたりに行けば同一のものになる。
三叉戟がそのまま金剛杵の姿に変わり、目的も刺したり殴りつけたりと言うよりは威儀を示すというような上品なものになる。長さは杖としての目的を推測させるものが多かろうか。
更に短くコンパクトに纏めあげた姿が所謂三鈷杵であったり五鈷杵であったりの形となる。
その銛の部分が強調され柄が伸びたものが三叉戟。柄の部分が強調され五鈷の部分が主に珠の形に化けたものが宝棒ということになるわけだ。
