医王密教の術法にサムハラというものがあって、ロンの結界法のコンテンツにも含まれる内容となっている。
結界というに命を守るわけで当然であるが、精密かつ具体的に踏み込むとなると大変な時間を要することになる。
よってサムハラは、龍王としての守護力を持つ人間が具体的な日常所作についての指示をおろすという形となり成立させることが通常となるが、今となってはそれを護持する者はごく僅かとなっている。
このことが古伝から伝説となり所作道理の類いが失われ、単に唱えれば命が助かるなどという呪文や念力のように言われてきたという歴史がある。つまるところのサムハラ信仰である。
此度の大乱が人間の命をとることに備え、ロンはそのサムハラを備えた対抗の結界を【奥の院】グループに限定して張っていくことにした。
グループ内の人はこれを術法と言わず密かに、その愛する人達の中に応用していけば良い。
カルマと三毒の強過ぎる人は救うことが出来ないが、そうでも無ければ命は助かる。
ただし秘して行うこと。よく保つこと。
【奥の院】の周囲はサムハラ龍王の結界が守護することになる。
