たまたま留守番役になり一晩を寺で過ごす。勿体無いので殆どの時間を通力禅で楽しんだ。
通力禅を行うと目に見えざる者達の存在と日常の境は消え、ロンはそれこそ空を飛び回って神仏との対話を楽しむことが出来る。
昨日お招き頂いた場所にはひしめき合う程の仏達がいて、何かの祭りを楽しんでおられたようだ。
大きな仏がそっとそばに来て、口は御開きにならなかったが、かわりに不思議な書簡をロンに読ませて下さった。
日本語ではないがロンにはスラスラと読める。
内容は少し刺激も強くここでは伏せるとして、つまりはロンが導かねばもう駄目だということが書いてあった。
例の如くに大きな光が辺りを包み、対話の節目を迎えることを知らせてきた。
光の中で去るものは追わずとも良いかという問いに対しての許可を得ることが出来たあと、強烈な脊椎の痛みと共にそこから出ることになる。何時もの感じだ。
さて、今日はどのように流れていくのか。
ロンも少し自由に振る舞おうと思っている。
