かつての日本におけるバブル経済の実感は、ロンの世代ではあまりピンとくるものではない。
もしロンが、当時の経済の中現役であったのならば、一体どのような解析と実感を持ったのだろうか。
今、世間は空前の好景気などとも言われるが、殆どの人の体感として当然それが妙なバランスの上になるものだということが分かっている。
またその恩恵を受けている者とそうでない者の間には、非常に明確な縁取りがあること。そしてその流動性は未だ十分ではないということが分かる。
恐らくは見たことのない、妙なことが始まる。
資本主義が、のたうち回っている。
