子供が菊をプレゼントしてくれた。
サプライズとしてこっそり、子供だけで近所のスーパーに行って、可愛くてお小遣いで買えるお花を選んでくれたのだ。
一生懸命に、ロンの喜ぶ顔を想像してのこと。
スーパーにあったのは彼岸用の仏花である。
家内は大笑いしたが、ロンは大喜びして子供を抱き上げてお花を飾った。玄関にだ。
子供の頃、両親の居なかったロンはプレゼントのチョイスが良く分からなかった。
小学校では時にプレゼント交換パーティーなんかがあって、友達は皆親から買ってもらった可愛らしいプレゼントを持ってきたが、ロンには意味が分からず自作の工作等をチョイスして先生にも笑われた。
もらった友達を泣かしてしまって肩身の狭い思いもした。
だから今も、何だかプレゼント云々には苦手意識があって駄目なのだ。
我が子ながら、ものすごい贈り物をくれたものだ。
彼女の心を大切に扱い、慎重に教育を行うことにしよう。

