言っても出来ない人間というものが存在する。
悪気ではない。能力のことだ。
それはそうだろうと想像に難くはなかろうが、ことが日常レベルに至れば恐らくは誰もが大きく面食らうことにもなろう。
例えば出勤一つにしても、遅刻やら欠勤やらを病的に繰り返す者がある。
注意をすれば申し訳ないと、心からの謝罪ばかりを繰り返し、2~3日たてばまた休んでいるといった具合だ。
やらないのではなく、能力としてやれないという悲しい現実。
出勤もまともに出来ない。勤務態度などはその先にあるもので言うまでもなかろう。
例えばホームレスと呼ばれる者たちの大半も、実はこうして生まれ続けている。
これが娑婆というところである。
