さぁ、我々を取り巻く世界が大変なことになっている。
天地神人が乱れているのだから仕方がない。
なかなかおさまってはくれぬ。今は神人の乱れぞ。だからロンの言うたようになっていく。
ロンの私塾はこれよりおいで来る未来への、生き残りのための船だ。
様子を見る、都合に合わせる、距離を保つ、
それは既に一心ではなく、また間違いなく船の外である。
距離などないぞ。一心か、そうでないかだ。
流れる涙は自我の業が成すということ。
難解であることは百も承知。どうせただの一人にも聞こえはせぬことも分かっている。
だがせめて大筋は理解せねばならない。
突風が吹いている。これは毘藍婆だ。これが真実なのだ。
観え聞こえる者はまだ幸い。
気配を取れぬは手遅れとなるぞ。
