日曜だということで外に出ると、このところの疫病騒ぎが嘘のような各所の賑わいだった。
どうあれ開き直りは早い日本人。お付き合いを断る理由にはしても、例えば家族の楽しみのようなところまでの、所謂徹底的な自粛までには至っていないというのが現実といったところか。日本人はここにきても、やはりいつも強い。
ただ悲しいかな、このままあっさりと過ぎてくれないのが此度の大乱で、波は様々な形に影響の姿を変えながら、まだまだ幾重にも覆い被さってくる。これは戦争だ。
ロンがいつも言う、観音菩薩の世というのは
傍目には地獄にさえ見える。
暢気な人達の考えたような平和なものではないということは常に言ってきた。
一心を得た者からすると、これが全く逆だと観えてくる。
毘籃婆が吹いているということ。
