ロンの学んだ医王密教には丹薬というものがあった。
簡単に言えばお薬のようなものであり、食事療法である一般的な薬膳で足らぬ部分を、生薬を練り上げた丸薬によって補完するような立ち位置にある。
当然薬としての効果そのものは現代のものに遠く及ばぬような実感があるのが正直なところなのだが、面白いのには医王密教であるからして薬も療術も常に術法と共にありで、例えば丹薬1つにしても必ず仏尊の真言の波動の中に十分に浸されながらの作成となり、修法の効力を徹底的に練り込んだものとなっている。
またそれが術であるからこそにということにはなるが、その上位として霊薬神薬といったような存在があることは興味深いところだ。
丹薬
きーぶろいいね 10+
2020年4月17日 22:46
