教えを受けていながらに、自我が強ければ我流を歩む。
強い自我は自らの屁理屈を上手に作り、自分の目先の欲望を満たすための理由を丁寧にこさえ、自分自身をそこに溺れさせる。
自分の歩みに、そこから先を切り開く力があるかのように誤解をさせ、結局はもとの次元の自分に戻そうとするのだ。これが自我だ。
業の輪廻を上に抜けることは今生ではもはや無いかも知れず、その耳には何者の念仏も届かぬ。
これこそを宿業からなる無限の輪廻というのだ。
自我の欲が強すぎて、本来の目的のために律するということが効かない。
どんなに理屈をこねて自分を誤魔化してももう駄目なのだ。
あとは天の運気のみ。
