新時代が来たのだ。環境が大いに変わろう。
ロンが扉をあけた梅花無尽蔵は神縁のフルイでもあった。
これを良しとして縁を保ち続けた者、自我の介入を許し一心を得ること叶わず神縁を切った者。各々である。
真言は誠にもなり魔言にもなる。
そもそも言葉尻などに何の力も宿りはしないことは、高位の経典にも明記してあるのだから仕方がない。いかに大きく叫ぼうがこれは動かぬ事実なのである。
梅花無尽蔵にはロンが一心の法を融かしこんだのだ。言葉だの音などではない。衆生に許された最強の術法である。ここにただ神縁を保てと申し上げた。
一心の無き者が何を吐いても怪かしに過ぎず、その言葉には善神は宿らぬということ。
つまるところ魔言である。
