祈願

ロン のプロフィール写真   ロン

強い台風が近づいてきて、例えば術法などの存在に対して斜めからの視線を向ける人達からすれば、術法をもって台風をそらしてみよとの見方をとるだろう。

一般的に宗教者などからすれば触れられたくない部分であろうことは確かで、簡単には成らぬどころか念力による思い込みの世界と術法による現実の世界の違いも曖昧のまま、他人を騙すようなことをやっている連中には誤魔化す他ない事案だからである。

真の術法には理というものがあって、それはまた現実の世界そのものだと言ってあるが、その体現にはエネルギーの距離としての存在があってその壁を超えることは容易ではない。
台風というものの存在に対しての術法をとるとすれば、本来はそのカルマからの作法をとらねばならず、天気予報で台風の進路が出てきた頃には既に大きく手遅れの状況になっている。
そこからの術法をとるとすれば、難しくもとれないことはないが成功の確率は当然かなり低いものとなっていく。

ではこうなった際に術者が何を行うべきかということになるが、台風そのものへの働きかけではなく自分自身を距離ゼロとして、そこからの距離に応じた人間の命の保全を条件に従いながら整えていくということが極めて合理的な対策となっていく。
例えば物理世界でいうならば、川に落ちそうになる子供があったとして川を動かすよりも子供を助けるのが合理的なことと同じことだ。

此度の件で言えば、台風がもうあと1日もすればやってくる。
ここからいかに祈願を行おうと、自身の身の安全を祈念する合理性に対して、台風の位置をずらすほどの非合理性にエネルギーを生成し消費するに十分な程の動機が術者には起きないのだ。だから当然念力そのものまでもが落ちていく。従って結果に対する思い込み程度のものしか起こってこないのだ。

試しにこれからロンが祈願を行ってみよう。
ロンや一心を得る人達の命は助かるが、恐らくは台風はこのまま直撃するぞ。
万人にとっての台風が消えるということは観音力の世界ではないからだ。

  • avatar
  • avatar
  • avatar
  • avatar
  2020年9月5日 14:06

 


wpDiscuz